不動産ニュース / 開発・分譲

2025/9/2

オープンHとケネディクス、戸建賃貸供給で協力体制

 (株)オープンハウス・ディベロップメントとケネディクス(株)は1日、ケネディクスが1都3県で展開する賃貸戸建住宅「Kolet(コレット)」の供給戸数拡大に関する協力体制を構築したと発表した。

 都心部における地価・物件価格・家賃上昇を背景に、周辺部での新築戸建ての購入需要が高まっている一方で、ライフスタイルの多様化や転勤等の理由により購入が難しいケースもある。こうした背景から、賃貸戸建住宅に需要があると判断したケネディクスが賃貸戸建住宅を投資対象とするファンドを組成。オープンハウスグループの持つ仕入れ力と物件の設計ノウハウなどを生かした戸建住宅を「コレット」に供給することで、供給物件増加・取引エリアの拡大を図っていく。

 オープンハウス・ディベロップメントが都心部から離れたエリアで用地仕入れおよび建築を手掛け、9月以降順次提供を開始していく。同社が賃貸戸建住宅専用の用地を取得するのは初となり、仕入れ事業の拡大として位置付ける。対象エリアは東京都八王子市・東村山市、相模原市・神奈川県厚木市、千葉市・千葉県四街道市、埼玉県春日部市・越谷市など。

 ケネディクスはこれまで、オープンハウス・ディベロップメントが開発した新築戸建てを含む約3,500戸のファンドを組成してきた。今回の取り組みにより「コレット」の供給をさらに強化。累計2万戸の目標達成に向け取り組みを加速する。

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