不動産ニュース / その他

2025/9/5

二世帯住宅を投資用物件として販売し流通を促進

 「需要が限定的」「流通にコストがかかる」等の理由から、積極的に取り扱う不動産事業者が少ない“ニッチ”な物件。賃貸併用住宅や二世帯住宅などの「1棟に複数住戸」の戸建ても、そうした物件の1つといえるだろう。そんな中で、一都三県で資産運用コンサルティングや売買仲介を手掛ける(株)リオ・トラスト(東京都新宿区、代表取締役:谷口 佳央理氏)は、既存賃貸併用住宅等の売買仲介を積極的に手掛けている。

 当初は、ライフステージごとに賃貸部分を使い分けることができる柔軟さに面白みを感じ、自社物件として賃貸併用住宅を開発。しかし、大手のポータルサイトに掲載してもなかなか反響が得られなかったため、自社で「賃貸併用住宅.com」を設置。売りたい人・買いたい人に確実に情報を届けることができるようにした。

 購入希望者は、自身の住まいの購入とあわせ家賃収入も得たい不動産投資初心者が多い。そこで同社では賃貸のターゲット層づくりやリフォームプランの提案など、資産運用コンサルティングで培った知識を生かして、不動産初心者が不安に感じがちな要素にも手厚く対応している。

 その後同社では完全分離型の二世帯住宅の仲介サービスも開始した。核家族化が進み、二世帯住宅の需要は減少傾向にあるため二世帯住宅を賃貸併用住宅として販売することを提案している。

 現在では、同社の売買仲介事業において賃貸併用住宅と二世帯住宅が主力コンテンツとなっており、今後も積極的に取り扱っていく考えだ。

 「月刊不動産流通10月号」の特集「ニッチな物件 専門ノウハウ」では同社を含め、従来取り扱いを敬遠してしまいがちな“ニッチ”な物件に対して、独自のノウハウで流通に励む不動産事業者5社を取材。共有不動産、事故物件、借地権付き建築不可物件など、取り扱う物件はさまざま。詳細は本誌にて。

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2025/10/1

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vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆