不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/9/10

首都圏新築小規模戸建て価格、3ヵ月ぶりに上昇

 (株)東京カンテイは9日、2025年8月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,645万円(前月比1.8%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。都県別に見ると、東京都は7,163万円(同1.7%上昇)、神奈川県は5,058万円(同5.0%上昇)と2ヵ月連続の上昇。神奈川県は14年4月の集計開始以降最高価格となった。埼玉県も4,462万円(同3.9%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇。千葉県は4,471万円(同1.7%下落)と下落した。

 近畿圏の平均価格は4,000万円(同1.0%下落)と3ヵ月連続で下落。主要府県別では、大阪府が4,001万円(同0.8%上昇)と上昇し、再び4,000万円台に乗せた。兵庫県は4,222万円(同2.7%下落)と下落し、年初来の安値を更新。京都府は3,712万円(同10.1%下落)と、2桁の下落となった。

 中部圏は4,073万円(同8.3%上昇)、愛知県は4,501万円(同13.5%上昇)と、ともに大きく上昇した。

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一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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