
大和ハウス工業(株)は16日、マルチテナント型物流施設「DPL 石川白山」(石川県白山市)を着工したと発表した。
2024年問題への対応として配送拠点の再構築が求められる中、白山市は北陸地域の中心に位置するため地理的優位性が高く、「ラストワンマイル」の配送拠点として期待されるエリア。同社グループでは、これまでに9ヵ所の物流拠点を設けている。
北陸自動車道「能美根上」スマートICより約500m、JR北陸本線「小舞子」駅より約900mに立地。敷地面積は約1万8,793平方メートル。建物は鉄骨造平屋建て、延床面積は約1万2,061平方メートル。最大2テナント、1区画の面積約5,260平方メートルから入居が可能。
年間を通じて強風・強雨の日が多い地域であることから、トラックを建屋内に乗り入れて作業できるよう、トラックバースを室内に設置し、悪天候でも安定して稼働できる体制としている。総事業費は約30億円。
竣工は26年9月30日の予定。