不動産ニュース / 開発・分譲

2025/9/25

長谷工、かすみがうら市に自社PCa工場を新設

工場外観

 (株)長谷工コーポレーションは24日、内床PCa(プレキャストコンクリート)製造を目的とした自社工場(茨城県かすみがうら市)が竣工したと発表した。 

 JR常磐線「神立」駅から車で約10分、常磐自動車道「土浦北」ICから車で約16分に立地。敷地面積4万6,429.63平方メートル。鉄骨造地上1階建て。建築面積8,810.50平方メートル。

 同社は、マンション建設現場での生産性向上・品質安定化を目的に、板状マンションの外部階段や、タワーマンションの柱・梁、内床・外床などの部材のPCa化に取り組んできた。今後は、新たに板状マンションの内床のPCa化を進める計画。同工場の新設により、安定的な部材供給が可能になると見込んでいる。

 同工場では年間4,000戸超の内床PCaを製造する予定で、関東全域の同社マンション建設現場を対象に使用する。将来的には、内床PCa製造量を年間5,000戸超まで増やす計画。

 運営は、同社と伊藤忠丸紅住商テクノスチール(株)、(株)ヤマックス、(株)大協建設の計4社が共同出資する(株)長谷工インダストリーズが担う。

 10月より本格稼働する予定。

この記事の用語

プレキャストコンクリート

英語表記は「Precast Concrete」。工場であらかじめ製作された鉄筋コンクリートパネルのことである。現場で鉄筋コンクリートの壁等を製作するには時間と費用がかかるが、プレキャストコンクリートを使用することによって建築に要する時間とコストを大幅に削減することが可能となった。

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