東急リバブル(株)はこのほど、ホテル不動産市場に関するマーケットレポートを、年2回定期発行すると発表した。
インバウンド需要の増加に伴い、国内宿泊施設の市場動向への関心が高まる中、同社も国内外の顧客からホテルの売買や運営に関する相談を受けることが増加している。特に、ホテルの売上指標(ADR、OCC等)の情報を求める声が多いことが分かった。そこで、ディベロッパー、オペレーター、不動産ファンドなど、宿泊施設の開発、売買、新規出店を行なう事業者の事業展開支援を目的に、ホテル市場に関するマーケットレポートを定期的に発行することにしたもの。
9月下旬に発行した創刊号では、「宿泊アセットの許認可と特徴」「インバウンド需要の増加に伴う宿泊施設の多様化」「インバウンド需要動向」「宿泊旅行統計調査 客室稼働率」「REIT保有物件の稼働状況」「宿泊料金・単価推移」「ホテル開発予定物件」などで構成した。
今後は、同社に会員として登録した事業者に、データ形式で配信を検討していく。