
(株)長谷工不動産は4日、新築分譲マンション「ブランシエラ南洲門前通り」(鹿児島県鹿児島市、総戸数159戸)のモデルルームを開業する。
JR日豊本線「鹿児島」駅徒歩8分。敷地面積約6,429平方メートル鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て。延床面積約1万4,531平方メートル。建物は、省エネによる一次エネルギー消費量を基準値から20%以上削減する住宅として、「ZEH-M Oriented」認証を取得した。
鹿児島を本拠にした大名・島津家の城下町として栄え、現在でも多くの史跡や屋敷町の趣が感じられる石積みが残る「上町エリア」に位置。その地にある既存の石積擁壁を未来に継承するため、国内で初めて「重力式石積擁壁の新工法」を採用。約1,600戸の石材を使って都市計画法の技術基準に準拠した安全な擁壁として復元する。
住戸の間取りは2LDK~4LDK、専有面積は66.97~150.46平方メートル、全10プランを用意。
共用部は共用のランドリーを設置したコミュニティルームなど。駐車場はEV充電スペース5台も確保し、敷地内駐車場100%としている。
竣工は2027年1月、引き渡しは同年3月の予定。販売開始は25年11月中旬の予定で、販売戸数・価格は未定。