不動産ニュース / 開発・分譲

2025/10/6

CRE、埼玉・朝霞、佐賀・鳥栖でマルチテナント型物流施設

「ロジスクア朝霞A」完成イメージ
「ロジスクエア鳥栖II」完成イメージ

 (株)シーアールイーは6日、埼玉県朝霞市・佐賀県鳥栖市でマルチテナント型物流施設を着工したと発表。

 「ロジスクア朝霞A」(埼玉県朝霞市)は、東京外かく環状道路「和光北」ICから至近に位置しており、外環道を通じて各主要高速道路へアクセス可能。敷地面積は4万2,596.39平方メートル、地上4階建てで、延床面積は10万4,588.93平方メートル。2・3階に大型車両が直接乗り入れできるダブルランプウェイを設置。1~3階の建物中央車路両側にはトラックバースを整備する。

 外壁には金属断熱サンドイッチパネルを採用。1階は床荷重2t/平方メートルで、冷蔵冷凍対応も可能。2~4階は床荷重1.5t/平方メートル、有効高さは6.0m。最大12テナントへの分割賃貸が可能。
 4階の南北2ヵ所にカフェテリアを設け、従業員用の売店を設置。さらにドライバー用の休憩室、喫茶室なども整備する。竣工は2027年5月31日の予定。

 「ロジスクエア鳥栖II」(佐賀県鳥栖市)は、九州自動車道「小郡鳥栖南」スマートICから約2km、長崎自動車道「鳥栖」ICから約5km、鳥栖商工団地内で開発する。JR鹿児島本線「鳥栖」駅からは徒歩9分と通勤利便性も高く、従業員雇用の面においても優位性のある立地。
 敷地面積2万6,187.51平方メートル、地上2階建てで、延床面積は3万6,575.50平方メートル。東西両面にトラックバースを配し、大型車40台が同時に接車できる仕様とする。
 外壁には金属断熱サンドイッチパネルを使用、床荷重1.5t、有効高さは6.0m以上とする。テナント区画は4分割での入居が可能な設計で、最小で約2,430坪から利用できる。竣工は26年9月末の予定。

 両施設とも環境に配慮して設計しており、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用、BELS評価、CASBEE-建築(新築)を取得予定。

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BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

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