(株)東京カンテイは9日、2025年9月の主要都市圏別・中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は4,018万円(前月比1.6%下落)と下落した。都県別では東京都が6,716万円(同6.5%上昇)と上昇。神奈川県は3,925万円(同12.2%下落)と前月の反動で大きく下落した。千葉県2,882万円(同0.4%下落)と3ヵ月連続の下落。埼玉県は3,023万円(同7.4%上昇)と4ヵ月ぶりに上昇した。
近畿圏は平均価格3,116万円(同5.0%上昇)と、引き続き上昇した。主要府県では、大阪府が3,222万円(同4.3%下落)と下落。兵庫県は3,050万円(同6.9%上昇)と連続上昇した。京都府は4,637万円(同10.4%上昇)と大きく上昇。京都市の上昇が影響したとみられる。
中部圏は2,484万円(同3.5%下落)と下落。愛知県も3,015万円(同3.2%下落)と下落した。
宮城県は2,513万円(同13.5%下落)と3ヵ月ぶりに下落。福岡県は2,288万円(同10.3%下落)と再び下落した。