不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/10/15

ホテル好調で増益/いちご26年2月期2Q

 いちご(株)は14日、2026年2月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(25年3月1日~8月31日)は、売上高510億2,400万円(前期比40.6%増)、営業利益112億6,100万円(同64.3%増)、事業利益151億2,800万円(同60.2%増)、経常利益90億4,700万円(同62.9%増)当期純利益86億2,400万円(同60.7%増)、包括利益111億100万円(同61.3%増)となった(事業利益は営業利益+特別損益に計上される心築およびホテルの資産売却損益)。

 心築(しんちく)事業では、セットアップオフィスの展開や、立地する地域の特性を捉えたビルのブランディングを積極的に実施。不動産所得額は28億円、売却額(売上)は22億円となった。事業利益は51億4,700万円(同14.0%増)。

 アセットマネジメント事業は、いちごオフィスリート投資法人、いちごホテルリート投資法人、グリーンインフラ投資法人、「いちご・レジデンス・トークン」および私募ファンド事業への業務支援に注力。いちごオフィス、「いちご・レジデンス・トークン」第1号および私募ファンドにて、投資主・株主価値に資する資産の譲渡(総額306億円)を行ない、譲渡成果報酬が計上された。事業利益は10億2,900万円(同62.4%増)。

 ホテル事業は、インバウンドを含む宿泊需要が堅調に推移。ホテル変動賃料とともに、同社100%子会社であるホテルオペレーター・ワンファイブホテルズ(株)の成長によるオペレーション収益の増加もあった。保有ホテルのリブランド休館等による減収もあったが、増収がそれを上回り、事業利益52億9,000万円(同183.6%増)の大幅増益となった。

 26年2月期通期は営業利益195億円、事業利益284億円、経常利益148億円、当期純利益160億円。

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