三菱地所レジデンス(株)は16日、これまで同社の賃貸マンションに導入してきた防災ツール「First Mission Box(ファースト ミッション ボックス、以下「FMB」)」を新築分譲マンション「ザ・パークハウス」にも導入すると発表した。
「FMB」は、大規模な災害が起こった際に、居住者同士で迅速に初期活動を行なうための指示カードが入った防災ツール。カード通りに動くことで、災害発生から約1週間の行動予測と、「安否確認」「救護活動」「トイレ」「防犯」「マンション内確認」をテーマに、その場に居合わせた居住者が迷うことなく居住者同士で助け合う体制の構築を実現できる。さらに、長引く被災生活において困ることと予測される「セキュリティ・衛生面の確保」「水や物資の確保」「ゴミの保管方法」にも対応できる「Second Mission Box(セカンド ミッション ボックス)」も併せて導入する。
2026年1月に販売開始予定の「ザ・パークハウス 亀戸九丁目」(東京都江東区、総戸数99戸)への初導入を決定した。
同社は、今回の分譲マンションへの導入をきっかけに、外部管理方式を採用するすべての物件に導入を進めていく計画で、25年12月以降に本体着工する物件については、全物件(JV非幹事物件除く)に導入する。
