
積水化学工業(株)住宅カンパニーは21日、鉄骨戸建て注文住宅の新たなフラッグシップモデルとして「ELVIA(エルビア)」を30日から発売すると発表した。
ハイエンド層の求める生活空間の創出とオリジナリティを満たす建築デザインと、同社最高水準の断熱性・耐震性を両立させた商品。新たに、高級感を演出するテクスチャのデザインを持つ大判の磁器タイル外壁「ルミナタイル」を採用。また、1・2階には最大約4.2mのテラスを備える。内観デザインは、4種類のコーディネートスタイルをラインアップし、多様なニーズに応える。
同社では、2024年1月より断熱等級6仕様を標準化。同商品では、屋根と外壁について、従来の充填断熱に加え新たに外側に付加断熱を組み合わせ、断熱性能を向上させた。開口部の断熱強化と合わせ、断熱等級7にも対応する。また、柱梁の鉄厚の適正化、構造体・建物基礎の接合強度向上を実施。建物の揺れを軽減する高性能外壁と組み合わせることで、建築基準法の耐震基準の2倍相当を実現している。
加えて、新開発の空調システム「AirLax(エアラクス)」や、同システムとHEMS「スマートハイムナビ」との連携による室温や照明コントロールにより、快適な住環境を提供する。
販売地域は北海道、沖縄、一部離島を除く全国。販売目標は年間300棟。