 
NTT都市開発(株)は30日、シンガポール現地法人を通じてフィリピン・セブ市での分譲マンションプロジェクト「The Wave Towers」(総戸数約1,400戸)の販売活動を本格化したと発表した。現地不動産会社のCebu Landmasters Inc.との共同プロジェクト。
セブ市の中心業務地区であるセブITパークで、2棟構成のタワーマンションを開発する。敷地面積は約5,828平方メートル、建物は地上40階建て。間取りはスタジオ~3BRタイプまで幅広く用意し、専有面積は約24~122平方メートル。9月に着工済みで、引渡しの開始時期は2030年度を予定している。
「Rooted in Japan, Rising from Cebu」をキーワードとして、両社の開発実績と培ってきた知見を組み合わせ、日本とセブの住文化を取り入れた新たなスタイルを提案する。
住戸はセブITパークに勤務する層をメインターゲットとして、スタジオタイプを中心に構成し、全住戸にシューズボックスを設置したほか、一部住戸には引き戸やバスタブなども用意した。
建物外観には、葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」に描かれた波をモチーフとしたデザインを採用。共用部にはセブのライフスタイルに合わせてプールやスパなどのアメニティを設けたほか、メインロビーやラウンジホールに格子模様や木目調で落ち着いた日本風のデザインを取り入れた。
 
						 
					
