不動産ニュース / 開発・分譲

2025/11/4

オリックス不、三郷にマルチテナント型物流施設

「三郷IIロジスティクスセンター」外観

 オリックス不動産(株)は10月31日、マルチテナント型物流施設「三郷IIロジスティクスセンター」(埼玉県三郷市)が竣工したと発表した。

 外環道「外環三郷西」ICから約2.9km、常磐道「三郷」ICから約2.6kmに立地。敷地面積約1万3,164平方メートル。建物は鉄骨造地上3階建て、延床面積約1万9,219平方メートル。
 1階に最大24台の大型車が同時に接車できるバースを備え、梁下有効高は約5.5mを確保。荷物用エレベーターと垂直搬送機を2基ずつ設置。1~3階の各階倉庫部分には空調設備を完備し、2階にはラウンジを設けている。

 BCP対策として、24時間稼働想定の非常用発電機を設置。浸水対策として主要電気設備を2階の設備バルコニーに設置する。

 また環境配慮の取り組みとして、屋上に太陽光発電設備を設置。夜間や天候の影響などの発電量が不足する場合にはオリックス(株)より非化石証書付き電力を供給、入居テナント企業へ100%再生可能エネルギー由来の電力を提供する。これらの取り組みや省エネルギー設備の採用により、CASBEE(新築)Aランクを取得予定。

 なお、生活家電販売事業を行なう(株)電響社が、1棟利用することが決定している。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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