不動産ニュース / 開発・分譲

2025/11/4

東建、方南町で敷地売却制度活用しマンション建て替え

「Brillia 方南町」完成予想図

 東京建物(株)は4日、分譲マンション「Brillia 方南町」(東京都中野区、総戸数179戸)のエントリー受け付けを開始した。マンション建替え法における「敷地売却制度」を活用した大規模建て替え事業。

 同物件は、東京メトロ丸ノ内線「方南町」駅徒歩5分に立地。建設地は1973年竣工の事務所・賃貸住宅・分譲住宅からなる地上権付区分所有建物「秋元ビル南台住宅」(総戸数56戸)の跡地など。同物件は、建物の老朽化と耐震強度不足、借地権の更新協議などの課題があったため建て替えが検討され、東京建物が権利者と共に建て替え検討を開始。2023年6月に敷地売却決議が可決、24年4月に敷地売却を実施。同社が所有する隣接地を含めた大規模開発を実現した。

 建て替え後の敷地は、約4,100平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建て。竣工は、28年4月を予定している。

 なお同社はこれまで、7物件のマンション建て替えを実施。現在、関西圏でも敷地売却制度を活用した「みのおサンプラザ1号館再生事業」(大阪府箕面市)を進めている。

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