東急不動産(株)は、2026年以降に計画している広域渋谷圏内外でのコミュニティレジデンス事業の具現化に向け、東京・南青山でコミュニティレジデンス事業の実証実験を開始すると発表。
都市居住においては、居住機能と「働く・学ぶ・交流する」という機能が分断されがちで、多様な人々が安心して集い、暮らせるコミュニティ型の住環境が不足している。今回の取り組みでは、国籍、世代、職種、家族形態等多様な属性の人が自然に交流し、多様性を受け容れながら成長できる職住融合環境の実現を目指す。
同社は7月、U Share(株)から、コミュニティレジデンスとして運用中の「U Share 南青山」含む3棟の建物を取得しており、うち1棟の空き戸建を活用して実施する。1~3ヵ月の居住体験者、1~7泊のゲストモニターに戸建の住空間、ラウンジ、イベントスペース等を利用してもらう。実証実験は、U Shareと共同で進める。
