不動産賃貸業を手掛ける(株)イマックス(東京都世田谷区、代表取締役社長:林 大助氏)は10日、商業施設「KOMAZAWA Park Quarter」(東京都世田谷区)のグランドオープンを翌日に控え、マスコミに施設を公開した。
東急田園都市線「駒沢大学」駅から徒歩1分、国道246号線と自由通りが交わる交差点に面する場所に立地。建物は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建てで、延床面積は6,418.75平方メートル。建物はアウトモール形式に。屋上テラスには花壇を、2階のテラスにはビオトープとコンポストを設けたほか、自然光や風を取り込む設計を採用し、緑豊かな環境を整えると共に、環境にも配慮した。
地下フロアを除きドッグフレンドリーとし、愛犬と共に過ごせるエリアを多く用意。地下には、多目的スタジオ「ZAWAZAWA」を設置し、幅広く使用できるスペースとして貸し出すほか、ポップアップストアの出店場所としても活用する。
フラワーショップ「♯Flowership」、初の支店出店となる『手作り台湾肉包「鹿港」』など世田谷のローカル店舗をはじめ、スーパー「成城石井」、カフェ&ワークスペース「SHARE LOUNGE」など、計17店舗が出店した。
なお、同社では、地域共創型のまちづくりの取り組みとして「駒沢こもれびプロジェクト」を約1年半にわたり展開。地域メディア「駒沢こもれびマガジン」、webメディア「今日の駒沢」を住民と共に企画・運営し、エリアの価値向上を図ってきた。「KOMAZAWA Park Quarter」はその中核施設として活用していく計画。
同社代表取締役社長の林 大助氏は、「駒澤大学、駒沢オリンピック公園を擁する地域であるにもかかわらず、にぎわいのある場所が少なく、イベント来場者が待ち合わせする場所を探すのにも苦労するような地域だった」と述べ、今回の施設は、地域の方はもちろん、駒澤大学の学生、駒沢オリンピック公園で開催されるイベント参加者など幅広い人に利用していただきたいと語った。
同商業施設の横には2棟の既存商業ビルがあり、将来的にはそれも建て替える計画。
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