不動産ニュース / 開発・分譲

2025/11/10

「駒沢大学」駅前にアウトモール型商業施設

「KOMAZAWA Park Quarter」外観

 不動産賃貸業を手掛ける(株)イマックス(東京都世田谷区、代表取締役社長:林 大助氏)は10日、商業施設「KOMAZAWA Park Quarter」(東京都世田谷区)のグランドオープンを翌日に控え、マスコミに施設を公開した。

 東急田園都市線「駒沢大学」駅から徒歩1分、国道246号線と自由通りが交わる交差点に面する場所に立地。建物は鉄骨造一部鉄筋コンクリート造地上4階地下1階建てで、延床面積は6,418.75平方メートル。建物はアウトモール形式に。屋上テラスには花壇を、2階のテラスにはビオトープとコンポストを設けたほか、自然光や風を取り込む設計を採用し、緑豊かな環境を整えると共に、環境にも配慮した。
 地下フロアを除きドッグフレンドリーとし、愛犬と共に過ごせるエリアを多く用意。地下には、多目的スタジオ「ZAWAZAWA」を設置し、幅広く使用できるスペースとして貸し出すほか、ポップアップストアの出店場所としても活用する。 

 フラワーショップ「♯Flowership」、初の支店出店となる『手作り台湾肉包「鹿港」』など世田谷のローカル店舗をはじめ、スーパー「成城石井」、カフェ&ワークスペース「SHARE LOUNGE」など、計17店舗が出店した。

 なお、同社では、地域共創型のまちづくりの取り組みとして「駒沢こもれびプロジェクト」を約1年半にわたり展開。地域メディア「駒沢こもれびマガジン」、webメディア「今日の駒沢」を住民と共に企画・運営し、エリアの価値向上を図ってきた。「KOMAZAWA Park Quarter」はその中核施設として活用していく計画。
 同社代表取締役社長の林 大助氏は、「駒澤大学、駒沢オリンピック公園を擁する地域であるにもかかわらず、にぎわいのある場所が少なく、イベント来場者が待ち合わせする場所を探すのにも苦労するような地域だった」と述べ、今回の施設は、地域の方はもちろん、駒澤大学の学生、駒沢オリンピック公園で開催されるイベント参加者など幅広い人に利用していただきたいと語った。

 同商業施設の横には2棟の既存商業ビルがあり、将来的にはそれも建て替える計画。

屋外テラスを多く用意。2階にはビオトープ(写真)も設置した
3店のローカル店舗を誘致。写真はフラワーショップ「♯Flowership」

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆