不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/11/11

不動産管理事業等が堅調/スターツ26年3月期2Q

 スターツコーポレーション(株)は10日、2026年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(25年4月1日~9月30日)は、売上高1,185億8,400万円(前年同期比8.9%増)、営業利益160億1,900万円(同6.3%増)、経常利益165億4,900万円(同11.4%増)、当期純利益108億3,600万円(同9.9%減)となった。

 建設事業では、木造物件の竣工や工事着工件数の増加、法人顧客を中心とした大型工事の受注が増加。売上高343億5,400万円(同7.7%増)、営業利益35億2,800万円(同20.0%増)となった。受注残高は1,516億5,600万円(前期比14,8%増)となった。

 不動産管理事業は、管理物件数の増加に伴い、管理手数料売上や時間貸駐車場「ナビパーク」などの賃貸事業売上が堅調に推移するとともに、各種営繕工事によるメンテナンス売上も増加した。その結果、売上高491億2,800万円(前年同期比5.9%増)、営業利益68億2,200万円(同4.8%増)となった。

 期末の不動産管理数は、不動産管理事業では賃貸住宅15万5,797戸、月極駐車場10万3,209台、時間貸駐車場5万7,974台。社宅管理代行業では住宅11万8,208戸、駐車場1万2,732台。分譲マンション管理戸数4,505戸、24時間緊急対応サービス受託戸数76万2,059戸等を合計すると、住宅104万569戸、駐車場19万7,250台を管理。ビル・施設の管理件数は2,739件となった。

 この他、不動産営業店舗「ピタットハウス」は全国634店舗(直営114店舗・ネットワーク店520店舗)となった。

 通期業績については売上高2,500億円、営業利益350億円、経常利益345億円、当期純利益235億円を見込む。

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