(株)長谷工コーポレーションは12日、2026年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。
当期(25年4月1日~9月30日)は、売上高5,954億6,600万円(前年同期比6.6%増)、営業利益413億3,300万円(同16.7%増)、経常利益393億4,100万円(同8.5%増)、当期純利益242億1,500万円(同25.0%増)の増収増益。
主力の建設関連事業における完成工事高は、単体の施工量増加により3,046億円(同6.8%増)と増収。完成工事総利益は、連結・単体ともに完成工事総利益率の改善が進み、427億円(同18.9%)となった。完成工事総利益率は14.0%(同1.4ポイント増)。賃貸マンション等8件を含む計38件を竣工させた。セグメント売上高は4,441億円(同6.6%増)、営業利益は328億円(同29.1%増)。
期末の単体受注高は3,062億円(同0.3%減)。分譲マンション新築工事の受注は、首都圏で200戸以上の大規模物件10件を含む22件、近畿圏・東海圏で大規模物件5件を含む8件で、合計30件だった。
不動産関連事業では、分譲マンションの新規引き渡しの増加により、セグメント売上高1,173億円(同7.6%増)、営業利益141億円(同2.0%増)を計上。管理運営事業については、管理戸数が増加したこと、賃貸管理の受託を目的とするマンションの開発・売却案件があったことなどにより、セグメント売上高は798億円(同10.4%増)、営業利益は41億円(同13.6%増)となった。
通期では、受注高7,000億円を計画。売上高1兆2,400億円、営業利益970億円、経常利益900億円、当期純利益580億円を見込む。
