不動産ニュース / 開発・分譲

2025/11/13

ハイエンド住宅ブランドを立ち上げ/九電不動産

新ブランド初弾の「グラウンディ大濠」完成予想図

 九州電力(株)は九電不動産(株)と共同で、ハイエンドレジデンスブランド「GROUNDI(グラウンディ)」を立ち上げた。

 「その地の自然や風土の文脈を深く読み解き、建築空間として再構築することで、地域の魅力を住まいに昇華させる」(同社)ブランドとして、「自然」「風土」「土地」「共創」「環境」という5つの基本思想を「ブランドエッセンシャル」として掲げ、開発地の土地に寄り添った住まいづくりを目指す。

 同ブランドのフラッグシップとなる初弾物件は「GROUNDI OHORI(グラウンディ大濠)」(福岡市中央区、総戸数10戸)。福岡市営地下鉄七隈線「六本松」駅徒歩7分、敷地面積879.24平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造9階建て、延床面積は2,335.65平方メートル。住戸の専有面積は113.75~257.62平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。

 建設地は、福岡城の外堀として整備された水辺を持つ大濠公園に近接。周囲には福岡市美術館や能楽堂、日本庭園などが所在し、福岡の芸術文化を象徴する地域だという。そうした地域の風土・文化を現代の暮らしに適合させた商品設計とする。最上階のプレミアムルームは3層構造・専有面積250平方メートルで、テラスからは大濠公園の湖面を楽しむことができる。

 ZEH-M Oriented認証の取得を予定。各居室の間仕切り材には九電の保有林から伐採して木材を使用するほか、オール電化の採用など環境負荷を軽減する取り組みを進める。インテリアデザイナーの片山正通氏がトータルデザインを務め、 建築やインテリアデザインにとどまらない、 トータルディレクションを手掛けた。

 販売開始は2026年4月下旬、竣工は28年3月を予定している。

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