三井不動産(株)と伊勢志摩リゾートマネジメント(株)は17日、大規模改修工事を進めているリゾート施設「NEMU RESORT」(三重県志摩市、客室数68室)を、2026年4月18日にリニューアルオープンすると発表。予約の受付を開始した。
「NEMU RESORT」は、三重県・伊勢志摩国立公園内に位置。約250haの敷地を有し、森と英虞(あご)湾の風景に囲まれた自然を体感できるリゾート施設。今回のリニューアルでは、「ヒルズヴィラ」8棟と「フォレストヴィラ」10棟を新設。客室数は86室となる。三重県産の木材を使用したヴィラにはビューバスやテラスを設け、テラスでは三重県産の食材をメインとしたバーベキューを楽しむことができる。
新設するヴィラのうち2棟は、ファミリーやグループでの利用に最適な2ベッドルーム(118平方メートル)に。既存のフォレストヴィラ8棟は、愛犬と一緒に宿泊できる。併せて、既存ホテルの一部客室も改装。3階の和室12室は木の温もりと自然を感じるグリーンを基調とした「(仮)エグゼクティブ(46.8平方メートル)」に、2階の和室19室はベッドを備えた「(仮)スーペリア(同)」に変更する。
同リゾート内の「てふてふの丘」には、英虞湾と「里山水生園」を一望できる「ヒルトップハウス」を新設。プールやジェットバス、キッズプールを備え、テラスではヨガ体験等のイベントを実施する予定。
既存ホテルのエントランスとロビーも改装し、白と木を基調とした明るく温かみのあるデザインを採用。また、ラウンジはレコードを楽しめるエリアを拡張するほか、キッズスペースやピックルボールコートを新設する。敷地内の「里山水生園」も再整備し、多様性に富んだ水辺環境を再生。自然観察や環境学習などの体験プログラムを実施する予定。
