不動産ニュース / 開発・分譲

2025/11/21

蓄電池併設型太陽光発電所を開発。都心部の物件に給電

「虎ノ門ヒルズ森タワー」外観

 森ビル(株)は20日、太陽光発電設備に蓄電池を併設した「蓄電池併設型太陽光発電所」を、栃木県栃木市に1施設、茨城県日立市に2施設開発したと発表した。2026年1月から順次運転を開始する。

 計3施設の合計発電容量は約7,200kW、蓄電池容量は約1万1,000kWh。年間発電量は約1,000万kWh(一般家庭約2,500世帯相当)を見込む。発電した再エネ電力は、オフサイトコーポレートPPA(※)を活用した供給プランを用い、複合ビル「虎ノ門ヒルズ森タワー」(東京都港区)をはじめ同社が管理・運営する都心部の物件に供給する。

 また同日、栃木市と「災害時等における太陽光発電設備等の活用に係る協定書」を締結。同協定に基づき、同市は、災害発生時や長期停電の際、発電所内に保管および充電された同社所有の災害用小型ポータブル蓄電池(約2kWh)10台の利用が可能となる。

 日立市においては、発電所近隣の子供らを対象に、環境教育の実施を検討している。

※再エネ電源の所有者である発電事業者と電力の購入者が、敷地外で発電される特定の再エネ電力について事前に売買契約を締結し、一般の電力系統を介して購入者へ供給する契約方式

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