WEB制作や他社サイトの運営代行等を展開する(株)MEMOCO(東京都渋谷区、代表取締役:熊田貴行氏)は21日、「中古マンション購入後の修繕計画」についてのアンケート結果を公表した。中古マンション専門サイト「スムナラ」との合同調査。
既存(中古)マンションの購入経験者男女120名(男性:68名、女性:52名)が対象で、回答者の性別は男性約57%、女性約43%。
「マンションの購入時に修繕計画や修繕積立金の有無を確認したか」については、「確認した」が約82%、、「確認していない」は約18%となり、多くの購入者が修繕関連の情報を重要視していることが分かった。
「マンション購入後、修繕計画の確認に関して後悔や反省している点はあるか」との問いには、「ない」が約52%と約半数を占めた。一方で「どちらかといえばある」(約22%)、「ある」(約8%)と、約3割の購入者が何らかの後悔を感じていた。
後悔を感じている人のコメントを分析したところ、最も多かったのが修繕積立金の金額に関するもので、「修繕積立金が高いこと」(男性・40歳代)等のコメントがみられた。また、購入時には想定していなかった費用の増加や、「用語が難しくてあまり理解していない部分がある」(男性・40歳代)といった、「事前確認を怠った・確認が不十分だった」ことへの後悔のほか、「修繕計画がかなりずさんで後悔している」(男性・20歳代)など、修繕計画そのものの質や内容に関する後悔によるものも。
一方で、後悔していないと回答した人からは「いつ修繕されたか、修繕積立金はいくらかの確認をしっかりした」等のコメントが寄せられた。
同社では、「修繕計画書を詳細に確認する」、「将来的な費用増加を想定する」、「専門家のアドバイスを受ける」ことを後悔しないためのポイントとして挙げている。
