不動産ニュース / 開発・分譲

2025/11/25

ゼロリノベと東京R不動産、都内でコーポラティブ型住宅

 (株)groove agentはこのほど、同社が運営するワンストップリノベーションサービスである「ゼロリノベ」において、(株)スピークが運営する東京R不動産と共同で、コーポラティブ型の住宅供給プロジェクトである「柳沢プロジェクト」を開始した。

 自然環境を求め郊外や地方への移住を検討する人が増えていることを受け、都内において自然に日常的に触れ合える環境を備えた住宅を提供することを目的に実施する。なおゼロリノベでは初となる注文住宅の設計プロジェクトとなる。
 候補地は、東京都西東京市柳沢5丁目で、西武新宿線「西武柳沢」駅徒歩9分、JR中央線「吉祥寺」駅からバス16分、バス停から徒歩4分。入居予定者が入居前からコミュニティを形成し、土地取得などを含め主体的に建築にかかわる「コーポラティブハウス」の手法で進める。入居者の希望により、商用利用も可能で、また共有の大きな庭を設けることもできる。

 総区画数は17区画、敷地面積は104~141平方メートル、延床面積は79~81平方メートル。スケルトンインフィル構造を採用し、統一感のあるまち並みを実現しながら、内部の自由設計を実現する。
 東京R不動産が企画開発・コーディネート、基本設計を、相羽建設(株)が躯体構造の共同設計、施工を担当。内装の設計施工はゼロリノベ、相羽建設、(株)TOOLBOXの担当とし、設計会社は入居予定者が自由に選択できる形とする。

 参考価格は5,000万円台後半から7,000万円台前半。引き渡しは2028年2月を予定している。

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コーポラティブハウス

土地・建築物を共有し、居住することを前提に、入居予定者が事前に組合を結成、その組合員による協同建設方式で造られた住宅のこと。土地の入手から建物の設計・建設・管理等における諸問題をその組合で対処していく。

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