阪急阪神不動産(株)は27日、オーストラリア・メルボルンの宅地分譲事業「ノースボーンプロジェクト」(ビクトリア州ウィットルシー市、総区画数728区画)に参画すると発表した。子会社の現地法人Hankyu Hanshin Properties Australia Pty Ltdを通じて事業に参画する。
開発地は、メルボルンの中心部から北へ約25kmに立地。周辺には大規模商業施設や病院、教育施設が複数ある、生活利便性の高いエリア。近隣には大規模な工業団地やオフィス、倉庫もあり、これら施設勤務者の住宅需要も見込まれている。
敷地面積約65万8,000平方メートル、平均宅地面積約295平方メートル。戸建区画の他に、学校や公園、スーパーやコンビニなどの誘致を想定した商業区画も計画している。平均販売価格は1区画約31万6,000オーストラリアドル(約3,130万円)。竣工は2025年より順次。
同プロジェクトの参画により、同社の海外における住宅分譲事業の実績は総計66プロジェクト(約7万3,240戸)となる。
