不動産ニュース / リフォーム

2025/12/11

三井不、首都圏のSC4施設を26年以降リニューアル

「三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ」外観
「三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲」外観

 三井不動産(株)は11日、首都圏のリージョナル型ショッピングセンター4施設を、2026年以降順次リニューアルすると発表した。

 4施設は、「三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ」(川崎市幸区)、「同 アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京都江東区)、「同 ららぽーと柏の葉」(千葉県柏市)、「同 ららぽーと横浜」(横浜市都筑区)。

 「ラゾーナ川崎プラザ」は2006年9月28日に開業し、過去2度のリニューアルを実施。今回は過去最大規模のリニューアルとして、26年秋以降、体験型の物販店の誘致、食機能の強化、共用部改修を中心に行ない、リアルタイムのライブ感・ブランドの世界観、スポーツ・エンターテインメントとの連携イベント尾提供する次世代型“体感型”商業施設として再構築を目指す。

 「ららぽーと豊洲」も06年10月5日に開業。12年の店舗入替改装やフードコート新設、20年の商業ゾーン開業を通じ、主にファミリー層から支持される施設へと成長してきた。26年初頭から、共用部の大規模改修やテナントラインアップの強化を行なう。オフィス・商業・ホテルで構成されるミクストユースの施設機能に、スポーツ・エンターテインメントを掛け合わせた新たな体験価値を提供する施設にするとしている。

 同じく06年11月22日開業の「ららぽーと柏の葉」は、これまでに3度の改装と1度の増床を行なってきた。周辺エリアの居住人口・就業人口の大幅な増加に伴う飲食ニーズの高まりを受け、27年春以降のリニューアルは、飲食関連機能の強化を中心に計画。また、共用部の改修により、スポーツ・エンターテインメント連携イベントの積極的な誘致も図っていく。

 「ららぽーと横浜」は07年3月15日に開業し、2度リニューアル。26年春以降、ユーザーニーズを反映したテナントラインアップの強化や、フードコートをはじめとする飲食関連機能の充実、セントラルガーデンや館内イベントスペースのスポーツ・エンターテインメント機能の強化などを実施していく。

「三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉」外観
「三井ショッピングパーク ららぽーと横浜」外観

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2026年1月号
地場企業の戦略を探る!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆