不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/12/15

首都圏分譲マンション賃料、2ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは15日、2025年11月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出した。

 首都圏の平均賃料は、東京都の強含みや事例シェア拡大が影響し、3,967円(前月比2.0%上昇)と2ヵ月連続で上昇。4,000万円台目前まで迫った。都県別では、東京都が4,719円(同0.9%上昇)と2ヵ月連続の上昇、神奈川県は2,669円(同1.2%上昇)と6ヵ月ぶりに上昇したが前年を下回った。埼玉県は2,101円(同0.6%低下)、千葉県は2,052円(同0.7%低下)と、平均築年数が進んだこともあり、やや水準を下げた。

 近畿圏は、大阪エリアの強含みによって2,256円(同0.9%上昇)と6ヵ月ぶりに上昇した。大阪府は、2,621円(同2.1%上昇)と2ヵ月ぶりの上昇。兵庫県は1,829円(同0.1%低下)と2ヵ月ぶりの下落に。

 中部圏は2,057円(同1.6%低下)、愛知県は2,116円(同1.4%低下)と、いずれも直近1年間の最高値を更新した前月から下落した。いずれも平均築年数が進んだためで、正味トレンド自体は引き続き堅調さを保っている。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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