元北九州市長・末吉興一氏が14日、肺炎のため同市内の病院にて死去した。91歳。
北九州市出身で1958年に旧建設省入省。河川局次長、旧国土庁土地局長などを経て、87年に北九州市長に初当選、5期20年務めた。
80年6月から2年間、旧建設省（国土交通省）建設経済局不動産業課長として、宅地建物取引主任者制度施行、媒介契約書面化、（財）不動産流通近代化センター（現・（公財）不動産流通推進センター）発足、流通機構協議会発足などに尽力。不動産業界初の月刊専門誌「月刊不動産流通」（（株）不動産流通研究所発行）創刊時の編集委員も務めた。
通夜は19日（金）19時～、告別式は20日（土）13時～、サンレー小倉紫雲閣（北九州市小倉北区上富野3-2-8）にて執り行なわれる。喪主は妻・末吉ミヨ子さん。故人の御意思により、香典・供花は辞退。なお、15日（月）～19日(金)、北九州市役所本庁舎1階と八幡東区役所1階に記帳台が設置される。
