不動産ニュース / その他

2025/12/23

三好不G、耕作放棄地を活用しスマート農業に進出

 (株)三好不動産のグループ会社である(株)FORWORKSは22日、耕作放棄地を活用したプロジェクトを立ち上げたと発表。ブルーベリー農園「ベリーズパーク名子」(福岡市東区)の2027年夏開業を目指し、運営を開始した。

 後継者不足により、福岡県には約7,000haの耕作放棄地があると言われている。同グループは、実際に問題を抱えている所有者から約1,800坪の放棄地を借り受け、共同で農園事業を進めていく。

 農園運営サポート会社から指導を受け、土の代わりに硬質ウレタン吹付断熱材のアクアフォームを使用したポット栽培を採用。水や肥料は専用の混入機を導入し、タイマーによる散布を行なう「スマート農業」を推進していくことで、効率的な栽培や早期収穫が可能となる。

 同農園の開業後は、同グループの福利厚生の一環としても活用。イベントを通じてグループ社員間の交流を図る。また、農園運営における障害者雇用も促進。将来的には法人化も視野に入れ、ブルーベリーの加工を含め、流通や販売を行ない6次産業化を目指す。

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