不動産ニュース / 開発・分譲

2025/12/24

多拠点居住に参入。シェア別荘の販売開始

「SANU 2nd Home軽井沢2nd」外観
「SANU 2nd Home 伊豆1st」外観

 日鉄興和不動産(株)は24日、多拠点居住事業への参入を発表した。

 同社は4月に別荘のシェアサービスを手掛ける(株)SANU(東京都目黒区、代表:福島 弦氏)と資本業務提携基本合意書を締結。日鉄興和不動産のマンション「LIVIO」とSANUの運営するシェア別荘「SANU 2nd Home」の両ブランドが協力して、都市部住宅と自然拠点を組み合わせた住宅価値の創出に取り組んできた。

 同事業では日鉄興和不動産のマンションに住む顧客を対象に「SANU 2nd Home軽井沢2nd」(長野県北佐久郡、総室数9室)と「SANU 2nd Home 伊豆1st」(静岡県伊東市、総室数16室)を共同で販売。年間12泊(1口)から購入できる仕組みとした。

 「SANU 2nd Home軽井沢2nd」は、JR「軽井沢」駅まで車で30分に立地。敷地面積は約9,742平方メートル。木造平屋建てで、延床面積は約581平方メートル。1室当たり30口で、総口数は270口(日鉄興和不動産の募集口数50口)。

 「SANU 2nd Home 伊豆1st」は、伊豆急行「富戸」駅徒歩12分に立地。敷地面積は約7,993平方メートル。木造地上2階建てで、延床面積は約846平方メートル。1室当たり30口で、総口数は480口(日鉄興和不動産の募集口数50口)。

 同事業を中長期的に住宅事業の新たな成長領域として位置付ける考え。今後は、自然拠点の段階的拡大や都市部マンションとの連携サービス開発、多拠点居住の普及と新たな住宅価値の創出を目指すとしている。

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