不動産ニュース / 開発・分譲

2026/1/27

九大病院敷地内にライフサイエンス特化型施設

「エフラボ九大病院」外観

 福岡地所(株)は26日、同社初となる賃貸型ウェットラボおよびライフサイエンス企業向け創業支援施設「エフラボ九大病院」(福岡市東区)を開業した。

 福岡市地下鉄箱崎線「馬出九大病院前」駅徒歩5分の国立大学法人九州大学病院の敷地内に立地。同病院と渡り廊下で直結。建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上6階建て、延床面積9,665.04平方メートル。国立大学病院キャンパス内に民間企業がレンタルラボを開設するのは初の取り組み。

 1階にライフサイエンス領域のインキュベーション施設「Fukuoka Innovation Lab.九大病院(FIL.九大病院)」を設置。コワーキングオフィス、シェアオフィス、会議室、イベントスペース、初期投資不要で最短1ヵ月、1ベンチから利用可能なシェアラボを整備する。
 シェアラボは、バイオ系の本格的な研究を可能とするBSL2/P2レベル対応で、34種の共通実験機器、局所排気装置、製氷機、薬品庫などを完備。資金調達やビジネスマッチングなどについて相談できるパートナー企業との連携機会も提供する。また、FIL九大病院横のラボストア「SEIKO Store」では、研究用消耗品や備品を幅広くそろえ、緊急時対応や少量購入にも対応する。

 2・3階には「九州大学病院ARO次世代医療センター」「九州大学生命科学革新実現化拠点」が入居。4~6階は54~1,175平方メートル(1フロア)が専有可能なレンタルラボおよびオフィス。レンタルラボはBSL2/P2レベル対応で、設備バルコニーを完備し、局所排気装置も設置が可能。各フロアにはシャワー室、製氷機、給排水設備を設けている。天井高は2,700mm、耐荷重は1平方メートル当たり500kg。

 なお、同施設のエコシステムには開業時点で50社超が参画している。

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