関電不動産開発(株)が2025年5月から販売している分譲マンション「シエリア杉並高井戸」(東京都杉並区、総戸数110戸)の販売が順調に推移している。落ち着いた住宅街が人気の京王井の頭線沿線では珍しい大規模マンション。住環境の良さと生活利便性の高さに加え、専有圧縮傾向が強まっている中、専有面積70平方メートル台以上の住戸を約4割用意するなどして、広さ志向のユーザーの支持を得ている。
同物件は、京王井の頭線「高井戸」駅徒歩3分に立地。敷地面積は約5,000平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上8階建てで、ZEH-M Oriented仕様。建設地は(株)ニップンの社宅・テニスコート跡地で、施工を手掛ける(株)長谷工コーポレーションより取得した。「高井戸」駅前を通る環状八号線の西側の住宅街。建物南側は井の頭線の築堤、北側には広さ1.5haのクリ園(生産緑地)が広がる。竣工は、26年2月予定。
東西約100mという敷地形状を生かし、9割以上の住戸を南向きに配置。1~4階が16スパン、5階が14スパン、6階が13スパン、7階が9スパンで、最上階(8階)が100平方メートル超のプレミアム仕様。このほか、北側に地上5階建ての別棟に8戸と、ホール・ラウンジを配置する。駐車場は平置き35台。
住戸は、2LDK~3LDK、専有面積約54~105平方メートル。オール電化仕様。二重床二重天井、天井高2,450mm。食洗器、ディスポーザー、御影石キッチン天板、洗面所グローエ水栓などが標準。南面はT3防音サッシ。プレミアム住戸は、天井高が3,000mmとなり、廊下がタイル張り、LDダウンライトなど仕様が上がる。1階住戸は井の頭線の築堤が被さるが、70平方メートル以上の住戸はスパン6,500mm以上。60平方メートル台のほとんどの住戸でも6,000mm以上を確保している。
24年10月からエントリー受付を開始し、約2,700件の反響を得ている。25年3月のモデルルームオープンからの来場者数は約420組。同年5月に1期15戸の販売を開始し、これまでに48戸を販売済み。現在先着順で販売中の14戸は、9,498万~1億3,598万円(最多価格帯9,900万円台)。坪単価は597万円。最高価格は2億8,998万円のプレミアム住戸で、すでに販売済み。
来場者の5割が地元杉並区在住。残りは世田谷区など23区中心。マンション価格高騰の影響から、徐々に杉並区外からの反響が増えている。家族構成は30歳代のプレファミリー、DINKSが過半。駅近、規模感、専有面積の広さなどが評価されている。
