不動産ニュース / 開発・分譲

2026/3/13

東急ステイ、恵比寿で初のリブランド施設

「東急ステイ渋谷 恵比寿」外観。同ブランド初の既存ホテルのリブランド施設
ホテルフロントとして、レセプション機能とバーを融合したバーカウンターを設置。宿泊客と地域、宿泊客同士との接点とする

 東急不動産(株)と東急リゾーツ&ステイ(株)は13日、3月17日に開業するホテル「東急ステイ渋谷 恵比寿」(東京都渋谷区、客室数77室)を報道陣に公開した。「東急ステイ」ブランド初となるリブランド施設。宿泊客と地域や文化、他の宿泊客とをつなげ新たな滞在体験価値を提供すべく、さまざまなハード・ソフトサービスを盛り込んでいるのが特長。

 同施設は、JR山手線他「恵比寿」駅徒歩2分、東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅徒歩1分に立地。敷地面積約580平方メートル。建物は、鉄骨鉄筋造地上10階地下1階建て、延床面積約4,000平方メートル。1995年築。2025年3月末まで営業していた「エクセレントホテル恵比寿」を取得して改修したもの。東急グループの利益拡大の柱である「広域渋谷圏」における宿泊機能の強化という位置付け。首都圏で20店舗目、広域渋谷圏で4店舗目のホテルとなる。

 ホテルの内外装には、かつて恵比寿のまち並みの特徴となっていたレンガを意匠として取り入れ、客室内も木やファブリックなど自然素材を使い温かみを演出している。客室数は従前の125室から77室へ減らした上で、客室面積にゆとりを持たせた。客室は4タイプ、13~38平方メートル。定員2~4名。一部客室を除き、キッチン、洗濯乾燥機を設置。中長期滞在に対応する。

 ホテルフロントとして、レセプション機能とバーを融合したバーカウンターを設置。宿泊客と地域、宿泊客同士との接点とする。地域の事業者と連携して、オリジナルドリンク&スイーツの提供、オリジナルコーヒーの提供、紅茶専門店のパーソナルティブレンド体験など、ホテル独自の体験コンテンツを展開していく。施設2階には、宿泊客以外も利用できるイタリアンメインのオールデイダイニングも開業。月に10日、東急ハーヴェストクラブ施設のレストランとコラボしたランチメニューも提供する。1階にはドラッグストア、地下1階には寿司料理店2店が入居する。

 25年12月より宿泊予約を受け付けており、欧米系インバウンドを中心に予約が入っている。宿泊料金は、1泊2万1,000~8万円。ADRは4万円以上を想定している。東急ステイは同施設を含め全国33施設、5,231室を展開。30年までに、8,000~1万室を目指し新たな施設開発を進める。その際は、既存ホテルのリブランドや既存ビルのコンバージョンも活用していく方針。同時に各ホテルのリニューアルも進め、オリジナルの「体験価値」コンテンツ提供も進めていくことで、ビジネス客から訪日客へターゲットをシフトする。また、間伐材を再利用したカードキーや洗濯洗剤など、サステナブルの取り組みも各施設へ広げていく。

長期滞在に対応するため客室内にキッチンや洗濯乾燥機を設置
従前の客室を複数つなげることで定員4人の大型客室も提供

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