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2026/3/23

AQ、中大規模木造を推進するシンポジウム開催

建築業界を代表する有識者・学識者が意見交換を行なった

 (株)AQ Groupは19日、木材会館(東京都江東区)にて有識者・学識者を集めたシンポジウム「中大規模木造はみんなの手に届くか~地域材と普及価格の最適解を、有識者と探る『木造建築の全域普及』」を開催。会場には200人超が訪れ、オンライン配信では1万人以上が視聴した。

 シンポジウムでは、建築家で藤本壮介建築設計事務所代表取締役の藤本壮介氏、芝浦工業大学名誉教授・(公社)日本建築士会連合会名誉会長の三井所 清典氏、東京大学名誉教授・稲山正弘氏、(公社)日本住宅・木材技術センター理事長・宮澤俊輔氏、NPO法人 team Timberize理事長・安井 昇氏が登壇して意見交換を行なった。

 藤本氏は、2025年に行なわれた大阪・関西万博の「大屋根リング」のプロジェクトについて、その理念や、日本の伝統技術である「貫」と最新技術を組み合わせた建築手法について紹介。「木造が都市の環境をつくっていくというリアリティのあるアピールになったのでは」と話した。また、三井所氏は、過去50年にわたる日本の木造建築の制度や市場動向について説明するとともに、記念碑的な木造建築プロジェクトについても紹介した。
 稲山氏、宮澤氏、安井氏も木造建築に関して環境貢献や一般流通材の使用、防耐火といった側面から自らの取り組みを紹介。木造建築の重要性や普及への環境整備について説明した。
 各氏の取り組みを紹介した後には、各氏をパネリストとして元日経アーキテクチュア編集長でBUNGA NET編集長・画文家の宮沢 洋氏をコーディネーターとして、パネルディスカッションを行なった。

 AQ Groupはシンポジウム後、同社が主宰する全国の工務店が加盟する木造建築ネットワーク「フォレストビルダーズ」を発展させた新組織「AQフォレスト次代ビルダー」の設立を発表。住宅分野で培った木造技術を非住宅分野にも拡張し、住宅から中大規模木造建築まで、幅広い技術に対応していく組織として運営していく。地域工務店が手掛ける3階建て以下、地場ゼネコンによる5階建て以下の非住宅・非木造市場の木造化を目指していく。同社直営店および加盟企業の43社の計218拠点体制でスタートする。

 そのシンボルプロジェクトとして、東京・浅草で「純木造ホテル計画」(東京都台東区)を発表。5階建て以上の建物を計画しており、意匠設計には藤本氏、構造監修に稲山氏、防地下監修に安井氏を起用する。施工は同社およびAQフォレスト次代ビルダーから選抜した企業が共同で行なう。

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