三井ホーム(株)は10日から、フリー設計戸建商品「RONDINO(ロンディーノ)【輪舞曲】」を全国(沖縄を除く)で発売する。
今年10月に35周年を迎える同社は、ブランドコンセプトに「暮らし継がれる家」を設定。「RONDINO」は、このコンセプトをもとに、都市における環境配慮と、将来のライフスタイルの変化に対応した提案を盛り込んだ。商品名「RONDINO」は、イタリア語で、ロンド形式(同じ旋律が繰り返される音楽形式)で書かれた小曲の意。旋律が繰り返されるイメージが、「暮らし継がれる家」のイメージと合致することから採用した。
印象的な曲面を持つ四角のタワーと、葺き下ろしの大屋根が特徴的なレトロモダンな外観とし、外壁仕上げ「MGクレイ-Long」や陶器瓦、フッ素コートを使用した板金等を使用した。また、外観デザインを損なわない、「屋根材一体型太陽光発電システム」を標準で搭載。同じく標準装備の同社オリジナル屋根断熱材「ダブルシールドパネル」と、全館空調システムを組み合わせることで、省エネでより快適な居住空間を実現する。
屋内では、可変性と耐久性を実現させるため、同社独自の「Gフレーム」や「DSパネル」を活用。間仕切りの少ないオープンな空間をプランニングし、将来の家族構成やライフスタイルの変化に対応する。
中庭を中心にリビングやダイニングなどのパブリックスペースを回廊式に配置。外部からのセキュリティを配慮しながらも、一体感の感じられる共有スペースをめざした。中庭は、季節により遷り変わる太陽の動きを考慮した軒の出と、日射をコントロール。街路と路地で結び、通風も考慮している。
参考価格は、65.34坪の「typeA」で6,579万900円(税込、坪単価100万7000円)、40.76坪の「typeB」で3,415万1,250円(税込、坪単価83.8万円)。