（株）ワーク・ライフバランス代表取締役社長の小室淑恵氏と、日本女子大学人間社会学部社会福祉学科准教授で現代女性キャリア研究所研究員の永井暁子氏が発起人となり、「はたらくママ」をサポートするプロジェクト「ママサポ・プロジェクト」が21日（水）に発足した。
同プロジェクトは、アップリカ・チルドレンプロダクツ（株）、東京ガス（株）、日清食品（株）、（株）ワーク・ライフバランス、戸田公園プロジェクト（有楽土地（株）、平和不動産（株）、NTT都市開発（株）、ヒューリック（株）、神鋼不動産（株）の5社のJV）の賛同、および埼玉県の協力のもと活動する。
活動内容としては、子育てや女性のキャリアに関する情報発信を行なっていくとともに、企業や行政に対して提言していくことをめざす。また、具体的なサポート活動をとおした環境づくりの実行とその効果を検証。賛同企業と協同で、働くママをサポートする事例の開発と、そこで得られた知見の共有を行なっていく。
発起人の（株）ワーク・ライフバランス代表取締役社長の小室淑恵氏は冒頭のあいさつで「ママが働きやすい環境づくりをすることは、企業にとっての生産性の向上、行政にとっての税収増、家庭にとってのパパの収入面をサポートすることにつながる」などと述べた。
また、忙しいママたちの家事を負担する住宅設備の導入や、専有部分の間取りの工夫、ママたちのコミュニケーションを図れる共用施設を設置する計画の「戸田公園プロジェクト」（埼玉県戸田市、総戸数923戸）を代表してあいさつした有楽土地（株）開発本部販売推進部長兼マーケティング室長の石井裕子氏は「働くママをサポートするマンションを、同プロジェクト賛同企業と連携して提供できるのではないか」などと語った。
