住友林業(株)は11日、2011年3月期決算を発表した。
当期(10年4月1日~11年3月31日)の連結売上高は7,974億9,300万円(前年同期比10.2%増)、営業利益142億3,800万円(同46.1%増)、経常利益142億600万円(同50.1%増)、当期純利益51億7,500万円(同117.7%増)。
木材建材事業は、建材流通・製造において需要が回復し、取扱い数量が増加、販売単価も上昇した結果、売上高3,720億2,500万円(セグメント変更し増減率は発表なし。以下同)、経常利益48億4,800万円となった。
住宅事業では、住宅展示場以外の営業体制の強化を図るなど収益体制を強化。受注・販売・利益とも前期実績を上回ったほか、アパートの販売戸数増加などが寄与し、売上高3,444億2,400万円、経常利益189億8,800万円。
不動産事業は、流通・管理および介護付き有料老人ホーム運営などにおいて収益体制の強化やサービス向上を行ない、売上高501億8,500万円、経常利益9億300万円となった。
次期は、連結売上高8,150億円、営業利益180億円、経常利益185億円、当期純利益100億円を見込む。