不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/3/14

東京主要5区のオフィスビル空室率、3ヵ月連続の改善/ビルディング企画

 (株)ビルディング企画は13日、2013年2月度の東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)オフィス市況調査結果を発表した。

 東京主要5区のビル(基準階床面積100坪以上)平均空室率は8.59%(前月比0.05ポイント減)と3ヵ月連続の改善。最も空室率が改善したのは渋谷区で5.36%(同0.89ポイント減)。渋谷駅周辺や新宿駅南口などで複数の大型成約があったため。新宿区も10.79%(同0.33ポイント減)と改善した。逆に中央区は、新築ビル竣工による空室増で、9.34%(同0.49ポイント増)と悪化した。港区は10.11%(同0.05ポイント増)、千代田区は6.64%(同0.04ポイント増)とそれぞれ若干上昇した。

 推定成約賃料は1万5,990円(前月比35円減)と、2ヵ月連続の下落。年度末を控え、年度末内成約を目指した値下げの動きがみられるため。

 同社は「2月も既存物件への引き合いが増加した影響を受け動きが活発になっており、空室率が改善傾向」と分析している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。