スウェーデンハウス(株)は22日、同社が生産している「木製サッシ3層ガラス窓」の耐熱強化ガラスが、国土交通省の防火認定を追加取得したと発表した。
同社では創業以来、機密性・高熱性の住宅性能を維持するため、「木製3層ガラス窓」を全棟標準仕様で装備している。従来の防火窓には、ガラスに細いスチールが網状に入っていたが、顧客の要望を受け、断熱・気密・遮音などの性能は保ちながら、網の入らない耐熱強化ガラスを開発。性能評価試験を行ない国土交通省から防火認定を取得した。
窓の種類は180度回転するトップターンの窓で、サイズは汎用性のある4種類。2013年4月1日以降着工した同社の物件に採用している。
同日会見した同社代表取締役社長の岡田正人氏は「住宅の気密性や断熱性において、窓は非常に重要なものである。02年以来、自社工場で窓を生産することで、住宅の品質安定を確保してきた。今回防火認定を取得した窓は、網がなく、住宅の外側からも内側からもすっきりと見える。必ず顧客満足度につながるものと思っている」などと述べた。