不動産ニュース / その他

2013/4/24

「うめきた」に情報発信・研究開発拠点「住ムフムラボ」オープン/積水ハウス

「SUMUFUMULAB(住ムフムラボ)」外観
「SUMUFUMULAB(住ムフムラボ)」外観
「子育て・子育ち」をテーマにした空間展示
「子育て・子育ち」をテーマにした空間展示

 積水ハウス(株)は23日、大型複合施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)の中核施設「ナレッジキャピタル」4階にある「SUMUFUMULAB(住ムフムラボ)」を、26日オープンに先駆けて報道陣向けに公開した。

 住ムフムラボは、同社の情報発信や研究開発拠点として、幅広い世代に、生活や暮らしに興味を持ってもらうため、さまざまな仕掛けを盛り込んだ新拠点。出展規模は約660平方メートル。
 「かぞくのカタチ」「いごこちのカタチ」「いきかたのカタチ」の3つのゾーンで構成。「子育て・子育ち」をテーマにした空間展示をはじめ、同社の「キッズでざいん」「シニア世代の暮らし方」について、実大空間で体感することができる。また、壁面を利用して、「ペットとの暮らし」「住まいの健康」「趣味を楽しむ暮らし」など、15のテーマに沿ったアイテムなどを展示。カフェコーナーも設けられており、来場者はソファに座ってゆったりとくつろぐことができる。

 また、本田技術工業(株)と共同で進めている、スマートハウス内におけるロボティクス技術についても、脚力が低下した人の歩行をサポートする「リズム歩行アシスト」や、体重の一部を機器が支えることで足にかかる負担を低減する「体重支持型歩行アシスト」などの実物モデルを展示。

 なお、オープンから6月24日までは、完全に光を遮断した暗闇の空間にグループで入り、視覚障害者のサポートのもと、中を探検し、さまざまなシーンを体験する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)」という共創プログラムも提供する(有料・予約制)。感性を高めて五感を再認識できる施設で、関西では初の長期開催となる。

 住ムフムラボの入場は無料。年間15万人の来場を想定している。

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