不動産ニュース / 開発・分譲

2015/1/27

港北NTに「移り住み可能」な住宅型有料老人ホーム/オリックス・リビング

住宅型有料老人ホーム「プラテシア センター南」外観イメージ
住宅型有料老人ホーム「プラテシア センター南」外観イメージ

 オリックス・リビング(株)は、住宅型有料老人ホーム「プラテシア センター南」(横浜市都筑区)を、2015年7月に開業する。

 同施設は、横浜市営地下鉄グリーンライン・ブルーライン「センター南」駅徒歩約2分。鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て、敷地面積7,323.36平方メートル、延床面積1万2,995.99平方メートル。「プラテシア」は健常者向けで、同建物の6~9階・69室。要介護者向けの介護付き有料老人ホーム「グッドタイムリビング」が2~5階・120室用意される。身体状況の変化に伴い、将来、プラテシアからグッドタイムリビングへの移り住みができるほか、夫婦で住み分けることも可能とした。

 「プラテシア」は全室個室(一部2人部屋)で、専有面積は40~85平方メートル。住戸設備は、キッチン、浴槽のほか、ブロードバンドインターネット回線、床暖房、緊急通報装置など。共用施設には、レストラン、大浴場、プライベートルーム、ビューティーサロン、リラクゼーションコーナーなども装備する。

 入居費用(入居時78歳以上、12年償却の場合)は、入居時費用は1,980万~5,300万円(非課税)。毎月払い費用(税抜き)では、10万7,800~17万7,800円。プラテシアからグッドタイムリビングへ移り住む際の追加費用は不要。

 27日の発表会で挨拶した同社代表取締役社長の森川悦明氏は、「これまでは人の手で介護を行なうのがいいとされてきたが、介護者の負担や入居者の尊厳を守るため、考えを転換し、介護ロボットを積極的に使っていく。テクノロジーの導入で介護の質を向上させ、高齢者の自立した暮らしを目指していきたい」などと抱負を述べた。

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