大和ハウス工業(株)は6日、2016年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~9月30日)の連結売上高は1兆5,355億9,000万円(前年同期比15.9%増)、営業利益は1,304億8,200万円(同62.8%増)、経常利益は1,291億2,100万円(同56.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は927億2,200万円(同50.4%増)となった。
15年度を最終年度とした第4次中期経営計画の投資計画を当初計画より拡大し、不動産開発投資を積極的に行なう等、国内コア事業を中心としたさらなる収益力向上を目指してきた。
また、競争力強化の一環として、15年4月にマンション管理事業を行なう大和ライフネクスト(株)と(株)ダイワサービスを経営統合し、8月には建設事業の経営効率化と競争力強化を図るため、(株)フジタとの統合を前提に大和小田急建設(株)を完全子会社化。成長基盤の構築を図った。
セグメント別にみると、戸建住宅は売上高1,889億円(同4.0%増)、営業利益91億円(同4.9%増)に。賃貸住宅は売上高4,288億円(同15.8%増)、営業利は418億円(同9.8%増)を計上。事業施設も売上高3,453億円(同27.8%増)、営業利益373億円(同10.8%増)となり、すべてのセグメントで増収増益となった。
通期については、売上高3兆1,800億円、営業利益2,400億円、経常利益2,280億円、当期純利益は1,540億円を見込んでいる。