ジャパン・シングルレジデンス投資法人(東京都港区、執行役員:長井光夫氏)は13日、20番目の不動産投資信託(JREIT)として、東京証券取引所の不動産投資信託証券市場に上場した。
同投資法人は、(株)ダーウィン、リーマン・ブラザーズ・インベストメンツ・ジャパン・インク、(株)クリードが出資する資産運用会社「ジャパン・シングルレジデンス・アセットマネジメント(株)」(東京都港区、代表取締役社長:長井光夫氏)により、2005年2月16日に設立された。
発行投資口数は33,550口、公募価格は1口につき53万円。主な投資対象を主たる用途が単身社用である居住施設としている点が特徴。
また同日、目論見書記載の取得予定資産17物件のうち、「クレグラン銀座レジデンス」(東京都中央区、取得価額11億2,700万円)、「メゾン・ド・ヴィレ八丁堀2」(東京都中央区、同21億7,000万円)など10物件を取得した。取得価額の合計は107億9,780万円。
残り7物件は2005年7月15日に取得予定。
2006年1月期(2005年2月16日~2006年1月末日)業績は、営業収益9億8,200万円、純利益3億3,000万円、1口当たり分配金9,492円を予想。また、2006年7月期(2006年2月1日~2006年7月末日)業績は、営業収益9億400万円、純利益3億4,500万円、1口当たり分配金9,929円を予想している。
なお上場初日の初値(始値)は公募価格を若干下回る52万円で、その後53万3,000円の最高値を記録、終値はやや下げて53万1,000円となった。