(株)不動産経済研究所は、15日、2001年4月度の首都圏および近畿圏のマンション市場動向を発表した。
<首都圏>
4月度の発売戸数は5,763戸で、対前年同月(7,990戸)比 27.9%減、対前月(10,819戸)比 46.7%減の大幅ダウンとなった。契約率は73.9%と前月比8.4ポイントダウン。1戸あたりの価格は3,839万円で前年同月比で戸あたり64万円のダウンとなった。1平方メートルあたりの単価は50.9万円。
なお、販売在庫数は8,292戸で2ヵ月ぶりに減少した。
<近畿圏>
近畿圏の4月度の販売戸数は2,118戸と前年同月比で25.6%減となった。契約率は66.8%と前年同月比で6.7ポイントダウン。1戸あたりの価格は3,081万円で前年同月比で戸あたり259万円ダウン。1平方メートルあたりの単価は5.6万円のダウンとなった。これにより戸あたり価格は8ヵ月連続ダウン、1平方メートル単価は12ヵ月連続ダウンとなる。
なお、販売在庫数は5,307戸で、5ヵ月ぶりの増加となった。