アットホーム(株)は、消費者向けに不動産に関する無料相談サービスを提供している同社情報プラザへの来場者のうち、居住用賃貸物件を探している女性105人を対象に3月1日~31日の間「不動産会社選びに関するアンケート」を実施、結果を発表した。
調査内容は、「訪問したい不動産会社の所在地」、「入りやすい店舗の条件」、「望ましい内見の方法」など7項目。その結果、「訪問したい不動産会社の所在地」(選択肢5つのうち2つ以内を選択)では3人に2人が「住みたい街にある不動産会社」(66.0%)を選んでおり、次いで「沿線の主要駅(ターミナル駅)にある」(42.7%)、「自宅から近い」(24.3%)となった。
また、「入りやすい店舗の条件」(同)では「店頭に間取り図の掲出、物件冊子、検索機があり、自分で探せる」(78.8%)、「外から店内がよく見える」(56.7%)と続いており、最初は“自分だけで勝手に探せる方が”よく、“外から店内が見える”と安心感につながり、さらに5人に1人は“女性従業員の多い店”を選ぶとの結果になった。
そのほか、「不動産会社の対応」(選択肢6つのうち2つ以内を選択)では「希望条件からやや外れていてもアドバイスしながら紹介」(39.6%)、「専門知識が豊富」(36.6%)、「賃料の値下げ交渉やサービスの付加がある」(33.7%)など、不動産会社に対してプロとしての多くのサービスを求める女性が多く、「望ましい内見の方法」(1つを選択)では約6割が「不動産会社の社員が同行」(57.4%)を選んでおり、「鍵を渡してもらって自分1人で内見」(26.7%)したい人は4人に1人となった。