不動産ニュース / 開発・分譲

2001/6/12

大京、東北初の超高層免震マンションを着工

「ライオンズタワー仙台広瀬」南側外観
「ライオンズタワー仙台広瀬」南側外観

 (株)大京は11日、東北で初の大規模・超高層免震マンションとなる「ライオンズタワー仙台広瀬」(仙台市青葉区、総戸数409戸)の起工式を行なうと共に、プロジェクト概要を併せて発表した。

 仙台市中心部という好立地に建設中の同物件は、広大な公開空地を確保することで仙台市の「総合設計制度(※)」の適用を受け、容積率が300%から400%に割増された地下1階地上32階のタワー型マンション。
 先進の免震構法の採用はもちろんのこと、コンクリートには国内最高レベルの超高度コンクリートを使用。さらに全戸に「住宅性能評価書」をつけるなど安全・安心面への配慮を筆頭に、四季を感じさせる緑豊かな4つの公開空地の設置や「体の健康」と「心の健康」をテーマにした共用施設群の充実など、さまざまな特徴が挙げられる。その他、ユニバーサル・デザインの採用、高速・大容量のインターネットサービスの導入、「敷地内託児施設」や「集会所」の設置、さらにシースルー・エレベータや噴水など、高級感と住環境の快適さを追求したものとなる予定。

 敷地面積は約9,900平方メートル、専有面積は62.81~141.67平方メートルで間取りは1LDK~4LDK。竣工予定は2003年2月、第1期分(100戸)販売は2001年12月上旬を予定している。またこれに先立ち同社では10月上旬より「販売センター」をオープンする予定。
 なお、同社では6月11日より会員組織、友の会「仙台広瀬クラブ」を発足し、販売情報などの提供を行なっている。

※総合設計制度……建設敷地の共同化、大規模化による土地の有効活用と公共的なオープンスペース(公開空地)の確保などにより、市街地環境の整備を図ることを目的とした制度。一定以上の公開空地を有し、かつ、その敷地面積が一定規模以上の建物が対象となり、適用を受けた場合は、容積率アップや高さ制限が緩和される。

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