不動産ニュース / 開発・分譲

2001/7/16

【編集部取材】森ビル、各プロジェクト経過報告および2001年上半期版「東京23区のオフィスビル供給量調査」を発表

 森ビル(株)は16日、東京都港区で現在建設中の「六本木ヒルズ」「愛宕グリーンヒルズ」「元麻布ヒルズ」の経過報告を行なうとともに、2001年上半期版の「東京23区のオフィスビル供給量調査(2001-5)」を発表した。

 2003年春に竣工予定の「六本木ヒルズ」は民間による国内最大規模の再開発事業として昨年着工、対象面積約11.5ヘクタールにはすでに竣工済みの六本木ヒルズゲートタワーの他、国内で最高層のオフィス棟 (地上45階)、住宅棟4棟、ホテル、美術館、映画館、放送センター、事務所商業施設などの建設により年間来街者2,400万人が見込まれる。
 また、「愛宕グリーンヒルズ」はオフィス棟が今年8月1日、住宅棟が11月1日にそれぞれ竣工する。なお住宅棟は、全住戸中の100戸を家具付きアパートメントとして短期滞在可能な賃貸物件とする計画。
 「元麻布ヒルズ」は住宅3棟および店鋪等で構成され、住宅2棟は2002年6月、残り1棟は2003年11月に竣工する予定。

 2001年上半期版の「東京23区のオフィスビル供給量調査(2001-5)」では、前回調査(2000年下半期版)の2003年および2004年 ビル供給量を「2003年:199→200、2004年:37→60」とそれぞれ上方修正した。なお、2004年 ビル供給量が大きく増えた要因は、三菱地所(株)と日本生命が行なっている東京・丸の内の旧国鉄本社跡地再開発事業の竣工の前倒しによるものとしている。 

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