不動産ニュース / 団体・グループ

2001/9/6

住宅性能評価業務等支援システム(CAPS-NET)10月から稼動開始

 (財)ベターリビングは、(財)住宅保証機構及び日本E.R.I.(株)と共同で、住宅性能評価業務等支援システム(通称:CAPS-NET)を10月から稼動させる。

 住宅性能評価機関の評価業務の支援を目的とした同システムは、ベターリビングが中心となり、システムを先行開発していた複数の機関から提案を募集、応募のあった日本E.R.I.のシステムを選定し、それをもとにASP(アプリケーションサービスプロバイダー)方式で対応を図ったもの。
 特長は、(1)ASP方式のため、参加する評価機関は少ないコストで高度なシステムを利用することができ、制度変更等による追加投資負担も少なくなる、(2)住宅保証機構の保証業務にも対応しているので、業務の標準化と大幅な効率化が見込める、(3)申請者はフロッピーディスクや電子メールでの申請が可能となり、申請図書作成業務の簡便化・省力化が進むことで、住宅性能表示制度の普及促進が期待される、の3点。
 現在、同システムの導入を予定している28の住宅性能評価機関により住宅性能評価業務等支援システム利用者協議会を組織し、全国すべての種類の住宅、地域をカバーしているが、今後もより多くの評価機関に参加を呼びかけていく予定としている。

■問い合わせ:(財)ベターリビング 研究企画部 企画課長 藤井
       TEL:03-5211-0562

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