東京都住宅局は、平成13年7月期の「新設住宅着工統計」を発表した。
それによると、7月の東京都内における新設住宅の着工戸数は対前年同月比9.4%増の13,491戸で、7ヵ月ぶりの増加となった。
利用関係別では、「持家」は1,887戸(対前年同月比▲10.5%)で6ヵ月連続の減少。このうち公的資金分は238戸(同▲39.4%)、民間資金分は1,559戸(同▲3.3%)で4ヵ月連続の減少であった。
一方、「貸家」は5,626戸(同47.1%増)で7ヵ月ぶりの増加。このうち公的資金分は788戸(同24.9%増)で6ヵ月ぶりの増加、民間資金分は4,568戸(同50.5%増)で7ヵ月連続の増加であった。
しかしながら「分譲住宅」は5,958戸(同▲4.0%)と4ヵ月ぶりに減少。このうち公的資金分は1,492戸(同19.4%増)で3ヵ月連続の増加であるが、民間資金分は4,333戸(同▲11.1%)で3ヵ月連続の減少となった。
また、分譲住宅のうち「マンション」は4,278戸(同▲2.2%)と4ヵ月ぶりに減少したが、「戸建て住宅」は1,646戸(同1.0%増)で6ヵ月連続の増加となった。
なお、地域別では都心3区(中央区・千代田区・港区)で844戸(同27.7%増)と4ヵ月連続の増加、区部では8,715戸(同15.2%)、多摩部では4,247戸(同14.2%増)と2ヵ月ぶりに増加に転じた。
※東京都住宅局では、詳細データをホームページ上で公開している。