ミサワホーム(株)は10日、「量産企画工業化住宅について」をテーマに第1回「ミサワフォーラム2001」を開催した。
同フォーラムは、同社がマスコミ各社とのコミュニケーションを図るとともに相互理解を目的とした意見交換会で、出席した三澤千代治社長は「諸外国に比べて耐用年数の短かい日本住宅を、売却時のことまで考え、なおかつ資産価値を高めようとすれば、自由設計の住宅よりも売却しやすいという点だけでも、量産企画工業化住宅のメリットは大きい」など、量産企画工業化住宅のメリットや今後の販売強化施策などについて述べた。
具体的には「構造・間取り・空間・インテリア・設備のバランスの取れた設計」「耐久性を重視、部品によって決定」「品碓法による高いレベルを確保」など12のメリットを挙げ、詳細を説明した。
また、同社では量産企画工業化住宅を「資産になる住宅」と位置付け24タイプ、1,100プランを用意、現在全売上高の6割を占める量産企画工業化住宅を8割程度に引き上げることを目標に、今後販売強化を図るとしている。
なお、同フォーラムは同社および同業界における情報提供の場として、今後も継続開催が予定されている。